「やねしん」のさろん

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やね日記

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2007-01-16 (Tue)

▼株主重視の傾向と昨今の企業事件との間

不二家、藤井社長が辞意・埼玉工場で新たに18件判明
 NIKKEI NETより。
 またまた、このような事件が起こるたびに引き起こされるバッシングが凄いことになっていますね。
 ですが一番大事なのは、なぜこのような事件が起こるに至ったのかという事だろうと思います。

★別に今に始まったわけではありませんが、我が国の企業において株主重視の傾向が強まった結果、社会にとっても多くの利益があった反面、様々な弊害も顕著になりつつあります。
 その中の一つに、最大の経費である人件費を削減するために極限までのリストラを行なった結果として、従業員のモチベーションが下がっていく傾向が生まれつつあるんじゃないかと漠然と感じたりもしています。
 もちろん、確たる統計とか証明があるわけではありませんがリストラの進め方如何によっては、仕事が増えるだけで給与はほとんど増えないという事にもなりかねませんし。また、そのような状況下でモチベーションを維持し続けるというのが至難の業なのは、実際に社会人として仕事をしている身にとってはごくごく当然の心理であろうとは思います。

★確かに企業、特に株式会社は、制度上は株主のものであり、利益を限りなく株主に還元するのは必要なことでもあります。
 ですが一方で、企業社会システムの一機関でもあります。
 社会の一員であるということは、当然ながら様々なステークホルダー(利害関係者)が存在するわけで。そのステークホルダーには、株主以外にも消費者仕入先企業納入先企業、そして従業員なども含まれるわけです。
 要はそのステークホルダー間のバランスを取る事、それは経営者の重要な仕事の一つなのであろうと思います。
 利益を増やし、その利益を限りなく多く株主に還元する事で歓心を買うのも大切な事ですが、その為に他のステークホルダー必要以上の犠牲を強いるのは、結局は経営者にとっては自分で自分の首を絞めるだけでしか無いのでは?と思いますね。

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