カテゴリー「私見」の記事を表示しています
★すき家と松屋、最安値250円に 吉野家つぶし“仁義なき牛丼戦争”
MSN産経ニュースより。
もはや、競争相手を叩き潰して限られた市場のパイをより多く分捕ることが目的になっているような気がします。
デフレの状況下ではよくある話なのですが、企業の生き残り戦略があまりにも見え見えで、あまり顧客志向というものが見えないのが残念です。
★低価格競争の弊害は、言うまでもなく顧客の選択の幅を狭める事にあると思います。
価格を下げるため、必然的に原価の引き下げで質を落とすか、固定費の削減で付随サービスを減らすという方向に走る傾向があり、それが顧客離れを生めば、正に負のスパイラルへと突き進む事になります。
また、市場から退出する企業も増えるため、必然的に寡占へと向かう傾向もあります。まあ、飲食に関しては結構代替が効きますので(牛丼が気に入らなければ中華などというように)、特定の業種で独占的な存在となったとしても、生き残れるかと言えば、そうとは言い切れない面はありますが。
そろそろ、価格以外でのアプローチで経営戦略を進める企業が出てきてもいいんじゃないかと思うんですけどね。
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★品質に惚れるな
宋文洲のメルマガの読者広場より。
価格競争で売上や利益の減少などと言った負のスパイラルに陥るぐらいならば、品質で勝負という方向へ経営のかじ取りは向かうと思いますが。今回の宋さんの記事は、「品質とは何か?」という本質を実感させてくれるものであると思いました。
一般的に「品質」と言えば、特に我が国では「技術的な品質」に偏りがちではあります。それは、戦後の高度成長期に技術的な品質を極めることで経済大国へと邁進したことと無縁ではないと思います。
★ですが、技術的な品質だけが品質ではありません。
商品を売り込む営業マンの顧客へのソリューションも品質たりえますし、アフターフォローにおける相談員の受け答えも品質です。また、バージョンアップで補完される顧客へのサービスも品質であると思います。
要は商品そのものだけでなく、商品に関わる人々が顧客にもたらすサービスもまた、品質を構成するものであると思います。
顧客が考える「品質」とは、生産者側の自己満足ではなく、顧客がどれだけ満足感を得られるかという尺度で測られるものだろうと思います。その満足感をいかに感じとる良質のアンテナをどれだけ磨くことが出来るかに、メーカー側の未来がかかっているのではないかと思いますね。
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★漫画の性描写、都規制案 結論先送りの方向
asahi.comより。
子供たちの周囲から性描写などを遠ざけたいという親心は理解出来ないことも無いのですが、表現の判断を公権力に委ねる姿勢は、これまでの歴史上の事実(ナチス・ドイツによる「退廃芸術」への弾圧など)を考えても、利益よりも損害の方が多いと個人的には考えます。「何が悪いのか?」という考えは、それこそ千差万別なのですから。
また、人の営みが続く限り「悪いこと」というものは無くなりません。それならば、「悪いこと」から遠ざけるだけよりも、子供たちへその「悪いこと」へ対抗させるための教育を施すことの方がより重要であると思います。
知っていることと知っていないこととでは、天と地ほどの差があるのですから。
★一方で、表現をする側も、何が不安を与えているのかということを理解し、誤解であるならばそれを解く努力をする必要があると思います。
そのような努力をしなければ、その誤解を持ったままの人々の世論によって、再び同じようなことが繰り返されると思います。
表現とそれが見る者に与える影響と犯罪とに因果関係が無いことや、表現規制が究極的には社会に閉塞感をもたらすということを、統計資料やこれまでの歴史的事実などで論理的に説得することこそが大切でしょう。
相手が情緒的に訴えているからといって、同じ土俵に乗る必要はありません。
肝心なのは、説得をする努力であろうと思いますね。
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★童話にまぶされた、本当は怖いお金の話〜『ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話』
日経BPネットより。
書評を読んでいる限り、なかなか面白そうなので今度買ってみようと思います。
自分は騙されないと思っている人こそ騙されるのが詐欺というものですが、その根底にあるのは様々な人々の欲望だと思います。そして、自分こそは上手く出来るという自信。これらを巧妙に突くのが詐欺の詐欺たる所以なのかもしれません。
残念ながら人々の感情に根ざしているだけに、詐欺に遭わない方法というのはなかなか難しいと思います。人生を全て計算ずくで生きていくことは出来ませんので。
ただ、リスクとリターンの関係だけを頭に入れておく癖付けはしておくべきだろうと思います。また、別に購入の意志はなくても、ハイリスクな金融商品の仕組みを知っておくのもいいかもしれません。その中で得をする仕組み、損をする仕組みというものが見えてくると思います。
知らないで遭遇するのと知っていて遭遇するのとでは雲泥の差があります。どのようなものであれ、いつの年齢になっても学習することは重要だと思います。
学校における勉強だけが学習ではないのですから。
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★「契約書に効力なし!?」またも新宿ルミネで立ち退きトラブルが発生中
日刊サイゾーより。
合併の際の契約の承継については様々な法律の解釈や判例・判決例があるので、一概にどちらが正しいというのは素人判断では難しいと思います。また、この記事についても一方からの言い分だけを載せているので、判断の材料としては若干不足があると思われます。
ただ、その中でも解せないと思ったのは、「原契約も見せずに」一方的に退去を求めるルミネ側の姿勢ですね。一体、顧問弁護士や法務担当は何をやっているんだという感じです。根拠を目に見える形で示してから、交渉に入るのが通常の筋道でしょうに。
こうして見てみると、大手だからと言って必ずしも紳士的な対応をするとは限らないようですね。
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★「事業仕分け」前半終了 廃止・凍結…業界は対応模索
NIKKEI NETより。
魔女裁判とかいろいろと言われている事業仕分けですが。
これって、単に「仕分け」をやっているだけで、「最終決定」では無かったはずですが。
あくまでも事業を整理する際の参考にするだけでしょう。
まあ、「各論反対」に異常に反応するマスコミとそれに釣られる人たちを表に出して、事業に対する議論をより深めようとする目論見があるのならば、それはそれで大したものだと思いますが。
★しかし、「総論賛成・各論反対」という人々の存在とそれを煽るマスコミという構図は、前の自民党政権時代と全然変わらないというところでしょうか。
マスコミは、部分最適を積み上げて全体最適を目指すという論調が本当に大好きですね。
全ての人々を満足させることなどは不可能なのですから、もう少しマスコミも何が大事なのかに主眼を置いて記事にして欲しいと思うのですが。
ただ「声が大きい人々」の意見だけをセンセーショナルに取り上げるのではなくてね。
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★自販機内は虫だらけ? 食中毒の原因菌も検出
asahi.comより。
その虫が入ってきているのと自動販売機で飲料を買った人たちが健康を害した割合との因果関係が立証されないと、単にメーカーを無策だと非難するのは感情論でしか無いですね。
完全に無菌であることが清潔であるとは限りません。逆に清潔さが人の免疫力を弱めて、更に清潔さに頼らないといけないという悪循環に陥る可能性もありますね。
虫だらけというのは「事実」なんだと思います。ですが、その「事実」に対して、どのような「方策」を取るべきかまでを報道するのもマスメディアに求められているのでは無いかと思うんですけどね。
不安だけを煽って、後は放置という手法だけで、ただでさえネットに押されてきているマスメディアがこの先も生き残ることが出来るのか?とは個人的には感じました。
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★ケンコーコム、シンガポールに子会社--日本向けに一般用医薬品のネット販売を開始
CNET Japanより。
国内の法規制とワールドワイドなマーケティングとを両立させた面白い試みだと思います。
消費者保護を盾として自分たちの権益を守ろうとしている側に冷水を浴びせたわけで、なかなか面白くなりそうです。
★ところで消費者保護といえば。
リスクを全て供給者側に押し付けるというのは本当に正しいやり方なのでしょうか?
悪意を持った消費者が、自分に不利益があると知りながら敢えて購入して、供給者に過大な慰謝料や損害賠償を請求することもあるでしょうしね。
一番大事なのは、消費者にリスクを知らしめる仕組みなのでは無いんでしょうか?
この辺りが、どうも過保護に走っているような気がして、少しおかしいのではないかと思うんですけどね。
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★「ネットがあれば政治家いらない」 東浩紀「SNS直接民主制」提案
J-CASTニュースより。
まず、この主張には二つの前提条件が必要だと思います。
一つ目は、有権者が等しくSNSに参加出来る程度のリテラシーを持っていることです。もしそれが無く、利用にあたってリテラシーの低い有権者が不利益を被る可能性があれば、それは憲法が保障する平等権の侵害になりかねず、訴訟沙汰になる恐れがあります。
二つ目は、政策や法令の決定に長い時間をかけても問題が無い環境であるということです。全ての有権者が一堂に会するということは不可能です。また、全ての有権者に議論や採決(あるいは投票)の機会を与えなければ、これもまた平等権の観点から不都合が生じると思いますので、時間をかけて納得の行く意思決定が行なえる環境が必要となります。
まあ、この場合は危急を要する意思決定などに不都合が生じるとは思いますが。
★私は、民主主義国家のガバナンスについては、どれほど通信技術が進歩しようとも、代議制は無くならないと考えています。
なぜならば、政策や法令などの意思決定については、迅速さを要求されるものも少なからずあるからです。
ある程度の納得が得られて、しかも迅速な意思決定が行われるためには、専任の代弁者が必要になってきます。そう言う意味では代議制は無くならないでしょうね。
ただ、確かに解散があるとは言え、4年ないし6年の任期では有権者の時々の意志が正確に反映されない恐れもありますし、議員と有権者との間の意思疎通の問題もあると思います。
そこで参考になるのは、株式会社組織における取締役会と株主総会の関係だと思います。
株式会社の通常の意思決定は取締役会の議決だけで行われることが多いですが、重要事項については株主総会の決議が要求されます。
また、その重要度によって、出席株主の議決権の過半数が必要な普通決議、出席株主の議決権の3分の2以上が必要な特別決議、そして詳細は省きますが特殊決議と様々な高さのハードルが設定されています。
議員と有権者との権利義務関係や直接投票制度など政治的な体系については私も素人なのでよく分かりませんが、意思決定の迅速度と重要度に応じて、議会での議決だけで済むものや直接投票を要するもの(重要度に応じて過半数や3分の2などハードルを分けても良い)などに整理する方が、有権者の意見をより反映させるという意味ではより重要なのでは無いかと思いますね。
まあ、有権者の政治に対する無関心や無力感、議員の自助努力の欠如などによって、我が国の意思決定手法が制度疲労を起こしているのは事実ですけどね。そう言う意味では、今回の政権交代には期待しているのですが、果たしてどこまで出来るものかなと今は思っています。
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★なぜ「飲みニケーション」重視の会社は儲からないか
Yahoo!ファイナンスより。
飲みニケーション以前に、会議という公的な場で本当の問題点が言えないという時点で、いわゆる「重い組織」になっているのだろうと思います。
その原因は、それを明らかにすることで不利益を被る人たちの無言の圧力をメンバーが感じているからかもしれませんし、発言しても無駄だという失望感が会議全体を覆っているからかもしれません。
★飲みニケーションが機能しているのは、業後の開放感もあるかもしれませんが、気兼ねなく話が出来る空間だというところもあると思います。
まあ、例外もありますけど。
業務中の会議を本当に機能させるためには、その「気兼ねなさ」がどうしても必要条件になるのではないかと思います。そのためには、発言を否定しない、会議後に不利益を与えるような圧力をかけない、などといった会議進行を進めていく上での工夫が必須となります。
もちろん、それが簡単に出来れば苦労はしないわけですが。
ただ、会議に限らず、業務プロセスの一部が「儀礼」にならないための活動をすることは、常にマネジメントする側は考える必要があるのでは無いかと思いますけどね。
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