「やねしん」のさろん

Le soleil brille pour tout le monde, chacun a le droit d'etre heureux.

since Feb. 4, 2001

やね日記 〜ある信金マンの道楽な日々(笑)〜

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2001-03-29 (Thu)

沈黙は金・雄弁は銀

★…う〜ん、決算が近づいているせいか、本業がとても忙しくなっています。
 暇が欲しいですね。
 さて表題の言葉についてですが、この文章だけを見ると、黙っているのが美徳と言った印象を受けますね。
 私はそうは思いません。
 「沈黙は銀」と言っていますよね。
 ということは、別に雄弁であること自体に全く価値がないというわけではなさそうです。むしろ、下手に雄弁であるよりは寡黙な人であるべきだといったような意味合いの方が近いかなという気はします。
 ただ沈黙しているだけでは、事態は一向に進まないだけですしね。というわけで、場合によっては「雄弁も金」ということも言えると思います。

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2001-03-19 (Mon)

「和」と「穢れ」

★井沢元彦氏の言葉を借りれば、長い我が国の歴史の中で、いつの時代でも日本人に共通している考え方として挙げられるのが、「和」と「穢れ」だそうです。
 「和」についてはご存じの方は多いでしょうね。争いをせず、ひたすら話し合いによって物事を決めてしまう姿勢ですね。この姿勢がいわゆる異質なものを排除することや、一旦決まったことに全員で同じように行動するといったことに繋がり、結果として、いじめ問題や他の国では見られない異常なほどの一時の流行現象といったものに繋がっていると私は考えています。
 「穢れ」は少しピンと来ないかもしれませんね。清潔さに対する異常なほどの執着、汚れや臭いを極端に嫌う潔癖さといったものでしょうか。特に血で汚れることに対する嫌悪感は極端だったそうです。そしてそのことが「穢れた」と考えられたものを扱う人々に対する差別へと繋がり、今の同和問題へと繋がっているそうです。
 まあ、何が言いたいかというと、今の我が国の社会では、これらの二つの悪い面が如実に現れているのではないかと私なんかは思うわけです。今まで通りにやっていたらどんどん悪い方向へ行くのはわかっているのに、いざ新しいことをやろうとすると集団で潰しにかかる国民性。他人と同じことをしないと「流行遅れ」だとか「ダサい」だとかという言葉で排除してしまう国民性。特に後者なんかは、「売国奴」や「国賊」や「非国民」といった言葉に置き換えてみれば面白いと思います。
 ……一度、別の視点からものを観てみるのもいいのかもしれませんね。特に一つの価値観に拘泥してしまうのは大変危険なことだと思います。色んなものの考え方に接し、見聞し、理解する。これらの行為は決して無駄な行為なんかではないと私なんかは思うのですが。

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2001-03-12 (Mon)

バーミヤンの石仏が

★破壊されたのは、どうやら事実のようですね。
 これらの一連の愚劣な破壊行為は、歴史を愛する人、他の文化を愛する人、そして本当に迷える人々を救うために宗教活動を行なっている人、これらの人々を侮辱し嘲弄した行為にほかならないと、私は受け取りました。
 ある宗教が一方的に、他の宗教によってもたらされた文化を破壊することは、それこそ枚挙にいとまがありません。が、はっきりしていることは、そのような行為を行なった連中は、後世必ず「歴史の裁き」を受けているということです。
 タリバンもいずれは「歴史の裁き」を受けることになるでしょう。そして長く、その汚名を歴史上にさらし続ける羽目におそらくはなると思います。

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2001-03-08 (Thu)

石橋湛山氏

★私が戦後の我が国の政治家で、五本の指に挙げることの出来る人物の一人が、かの石橋湛山氏です。
 戦前から東洋経済新報社のリーダーとして、軍部に対する批判を繰り返してきた硬骨漢として有名なリベラリストだったんですが、首相在任中に病気で倒れられた時の鮮やかな身のひき方でも有名な方ですね。
 ただ、氏にとっても我が国にとっても不幸であったのが、戦中においても軍部に対して批判を繰り返した人物であるのに、戦後アメリカ政府からは、右派的な政治家であると誤解を受けたことですね。歴史にifは無いとよく言われますが、もし氏が戦後の早い時期から手腕を発揮されていれば、我が国はもっと中庸で穏健な政治体制をとっていったのでないかと思うのです。
 最後に、氏が二カ月で首相を辞任する時にしたためた書面を書きたいと思います。

 

「私は新内閣の首相としてもっとも重要なる予算審議に一日も出席できないことがあきらかになりました以上は首相としての進退を決すべきだと考えました。私の政治的良心に従います」
 (増田 弘著・石橋湛山(中公新書)より抜粋)

 どこかの政治家に聞かせてやりたい文言ですね。

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2001-03-05 (Mon)

小林よしのりさんを

★台湾当局が入境禁止にしたそうですね。(3日の日経国際面より)
 やっぱり台湾論が過激すぎたのでしょうね、まだまだ近隣諸国に対しての発言には慎重さが求められるようです。
 ですが、言動や思想は別にして、小林さんの多数派に迎合しない物言いには、私は好感を持っています。最近はとかく右傾化したとか言われている彼ですが、彼の意見というのは、一般のものとは常に違う意見という点では一貫しているとは思います。(というよりは、わざとバッシングされやすい意見を言っているという考え方も出来ますが)
 右傾化と言えば、私は思想を右・左のどちらかにくくりつけるというやり方が大嫌いですね。特に戦後の長きにわたって我が国を支配してきた思想の二大潮流である、右翼(=保守派=改憲派)、左翼(=革新派=護憲派)という考え方自体が、我が国の自由な発想を硬直化させた元凶であるとも考えています。冷戦構造が崩壊し、多角的な思考が重要になっているこの時代に、未だに右だ左だと言っている人がいること自体、社会が自立したものの考え方を育てきれていない証拠ではないかとも思うのですが、本当のところはどうなんでしょうかね。

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2001-02-28 (Wed)

歴史教科書

★またまた遅れてしまいました。
 今検定中のとある歴史の教科書が、東アジア諸国の反発を買っているようですね。
 私個人の意見としては、別に諸外国がどう言おうが、よほどの捏造が無いかぎりは教科書として認めても良いと思います。歴史の事象そのものは確かに一つですが、そこから学び取れる事実というものは必ずしも一つではないと思うからです。様々な(歴史の)見方を学ぶことは、客観的な物の見方を学ぶという点からも、学生にとっては必ずプラスになるはずだと思いますし、そしてそう言った見方を学ぶことができれば、別に「偏った」歴史観に惑わされることはないはずだと私は思うのです。
 冒頭の特定の歴史教科書に対する反発には、言わば国家が再び歴史教育を利用しかねないという恐怖感が根底にあるのだと思います。しかし、今までの歴史を少しでも学べば簡単にわかりますが、歴史教育を国粋主義教育に利用した国家は、長かれ短かれ全て悲惨な末路を辿っています。欺瞞の上に国家を築くことなどは絶対に出来ないのです。ましてや多くの似たり寄ったりの歴史教科書が我が国には既にあるのです。その新しい教科書が他の教科書を駆逐するのならば話は別なのですが、そう言った状況も無いうちに初めから排除しようとするのは、いささか狭量に過ぎるのではないでしょうか。
 私としては、その教科書によって学生の物の考え方が偏る危険性よりも、多様な教科書が切磋琢磨することで学生の思考の幅が広がる利点の方が大きいと思うのですが、皆さんはどう思われますか?

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2001-02-16 (Fri)

批判と誹謗とは、

★意味が全然違いますよね。今日のラジメニアを聴いて思ったことです。
 批判は必要です。間違ったことを正すときには、やはりあえて言わなければならないことですし、そのことによって物事が良い方向に進むのであれば、なおさら言わなければならないことでしょうから。
 ただし誹謗は違います。それが浴びせられることで、対象になった方の心が傷つきますし、そしてその方に近い人の心も傷つけます。そして何よりも、その言葉を発した人の品位(あるいは評判)を下げることでしかなく、結果として全ての人が不利益をこうむるだけで終わってしまうのです。
 ただし、文章そのものの特性として、意図しない誹謗というものがあります。本人は全く考えもしていないのに、文章の表現上の問題で悪く受け取られ、感情的な反発を結果として受けてしまうというものです。それを防ぐ方法としては、一度作った文面をもう一度読み上げるというのが、単純ですが一番効果的な方法です。一時の感情で作られた文章はたいていはろくなものじゃないですしね。(これは自戒も込めております。)
 どうやらお互いに文章について気をつけたほうが良さそうです。

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2001-02-09 (Fri)

手塚治虫先生

★ラジメニアでも言ってましたが、今日で手塚治虫先生が亡くなられて12年目にあたります。
 手塚先生の死後、我が国のアニメやマンガはまさに我が国を代表する文化として世界に伝播し、さらにインターネットの発達により更にそれが加速された感があります。
 ですが、私は常々疑問に思うのが、その我が国の文化の基礎を作られた先生に対して、文化勲章さえも授与しない我が国の姿勢です。
 最近の白川英樹筑波大学名誉教授の例を見ても、どうも我が国は文化功労者に対する顕彰が下手ですね。確かに、何が我が国の文化に貢献したかという判断は、きわめて難しいのですが、それでも手塚先生の場合はアニメやマンガという文化を国(というよりは国の指導者層)が一段低くみていることの証左であるのかもしれません。
 これらの文化が正しく評価されるのは、まだまだ遠いことなのかもしれません。

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2001-01-28 (Sun)

アルメニア人虐殺について

★フランス下院が、オスマン帝国時代のトルコによるアルメニア人虐殺を公式に認める法案を可決したことにトルコ政府が反発しているそうです。(本日の日経朝刊より)
 まあもともとオスマン帝国を解体するかたちで成立したトルコ共和国に、そのような法案をつきつけるフランスの姿勢はおかしいと思いますし、インドシナをはじめとする各地の植民地で残虐行為を行ってきたフランスに、そのようなことが出来る権利があるか大いに疑問ですね。
 ましてやフランスは、第1次大戦後の1920年に、イギリスなどと共にセーブル条約を突きつけて、一度はトルコを滅亡に追い込もうとしましたし、アルメニアの問題も、もともとは中東に権益を持っていた欧州列強が問題をややこしくした面もあります。
 フランス側もその辺りを再考する余地があるのではないでしょうか?

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2001-01-25 (Thu)

ドリー関連の記事

★昨日の日経の朝刊で出てましたね、SEGAのドリー撤退の記事。
 ですがSEGAのサイトでは、即座にその記事を否定していました。
 ここで不思議に思うのが、マスコミの報道姿勢です。
 確かにスクープは各社にとって大事なものでしょうし、情報を迅速に発表するという姿勢も大事だとは思うのですが、それ以前に誤報のあとの対処の仕方に誠意のカケラも感じられないのは私だけでしょうか?
 モラルハザードは何も金融業界だけの話ではないと思います。

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