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★早速、ワイド版風雲児たち第八巻を購入してきました。
表紙は、散る桜を背景にした田沼意次。
期待していた嫡男意知を亡くした無念さがにじみ出ているような気がします。
この巻では、田沼意知の横死から死を目前にした中川淳庵までが触れられています。
歴史にifと言う言葉はないとは誰が言ったのかわかりませんが、それでももし、田沼意知が存命で父意次の引退後に蝦夷地(北海道)開拓事業や印旛沼開拓、そして開国を進めていれば、江戸幕府は史実よりも楽に歴史上の役割を終えれたでしょうし、何よりも幕末に孤軍奮闘した福山侯阿部正弘が、幕末編風雲児たちで今見せているように、あそこまで苦労することは無かったと思いますね。
むろん、この事も歴史上の可能性にしか過ぎないのですが。
意次の臨終の際に意次が庭の桜に向かって放った表題の言葉。
「桜よ急いで咲いてはならぬ!!無理に開けば冷たい風に散らされてしまうぞ!!」
この言葉は、風雲児たちの中でも私が一番印象に残っているセリフです。
無責任な民衆や過去の制度に固執する御三家御三卿を初めとする保守勢力に悩まされながらも、決して弾圧することなく、国の未来、民の安寧に心を砕いた宰相・相良侯田沼意次は、結果はともかくとして十分に歴史上において評価されうるべき英傑である。
少なくとも私はそう思いますね。
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★とある人物がとった何気ない行動が、後世の歴史を大きく動かした例は、それこそ枚挙に暇がありません。その中でも日本史上あまりにも有名な人物についてのお話が、今月号のコミック乱に掲載されていました。
題名は裏切り金吾。
そしてその題名に謳われた金吾とは、金吾黄門豊臣秀秋。
そう、関ヶ原で裏切ったとされたあの小早川秀秋です。
(ちなみに金吾とは、秀秋が13歳の時に叙任された左衛門督の唐名執金吾から、黄門は秀秋が隆景の後を受けて、筑前国名島城の城主になった時に叙任された中納言の唐名から来ています)
★今回の作品は他のよく有る作品とは異なり、秀秋の裏切りの理由を、亡き太閤豊臣秀吉の養子同士であった羽柴秀家(宇喜多秀家)への対抗心や、強烈な豊臣家の親族筆頭としての自負からであるととらえられていて、結構楽しく読む事が出来ました。
(この作品では、宇喜多秀家は豊臣姓ではなく羽柴姓であったとされています)
確かにそのようにとらえれば、秀秋が秀家の旧領であった備前・美作51万石を領有した理由も理解出来るかなと思いました。
ただ、彼にとって不幸だったのは、結果として裏切ってしまったという点と若くして死んで家を絶やしてしまったという点ですね。
この事によって弁護する子孫がいなかった彼は、それこそ生者の都合の良いように悪い事績が喧伝される羽目になってしまったのですから。
生きて子孫を残していれば、これ程酷い目には遭わなかったのでしょうけどね。
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★今日、ふと行きつけのマンガ専門店に立ち寄ると、何とトムプラスの廃刊もとい休刊以来探し続けてきたGoGo玄徳くん!!をようやくゲットすることが出来ました。
しかも続巻も出てました、いやあ粘り強く探した甲斐がありました。(^_^)
知らない方に説明しますと、GoGo玄徳くん!!は白井恵理子さんが描かれた三国志のパロディ4コママンガで、劉備や曹操などが三頭身キャラで出てきます。
時事ネタなども折り込まれていてとても笑えること請け合いです。(もっともコミック化された時点では、かなりネタの鮮度は落ちているのですが………。(爆))
私のお勧めは、馬超にからむネタですね。
特にマジグレイトだぜ!!には大笑いさせて頂きました。(爆)
三国志は敷居が高いと言う方にも気軽に読める作品ですね。
もちろん、三国志を知っている方にはもっと楽しめる作品だと思います。(^_^;)
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★とうとう今月号の風雲児たちで、坂本龍馬が登場。
雲竜奔馬でもあった武市半平太との掛け合い漫才もあって、とても面白いです。
ところで私も実は知らなかったのですが、あの鎖国の扉を開いたペリー率いるアメリカの遣日使節もプチャーチン率いるロシアの遣日使節も、どちらも大西洋から喜望峰をこえて我が国にやってきていたんですね。
蒸気船が太平洋を横断した最初の記録が、咸臨丸による遣米使節だったというのがちょっと意外ではありました。
さて、老中阿部正弘と外様雄藩の藩主たち(島津斉彬・伊達宗城・黒田長溥・鍋島直正)の狙いは当たるのでしょうか?
黒船来航まであと少しですが、それまでの虚々実々の駆け引きがとても楽しみです。
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★今日発売されていたので、早速購入してきました。
吉田寅次郎の号「松陰」が、実は高山彦九郎の諡(おくりな)から来ていたとは知りませんでした。
知らない方に説明しますと、高山彦九郎とは林子平・蒲生君平と並ぶ寛政の三奇人の一人で、いわゆる勤王家の先駆者として知られています。(京都の三条大橋で彼の銅像を見た人もいらっしゃるかもしれません)寅次郎は彼の勤王精神を継承したいがために「松陰」の号を使ったのでしょうね。
ところで、その同じ三奇人の一人、林子平も幕末の外交に大きな影響を与えています。彼が著した書物としては海国兵談が有名ですが、もう一つ三国通覧図説というものがあり、この書物のおかげで我が国は小笠原諸島をアメリカに奪われるという危機から救われたわけです。このエピソードについては、もう風雲児たちの外伝的作品・雲竜奔馬では語られていますが、幕末編の方でも改めて触れられるかもしれませんね。
後、長州藩の吉田寅次郎が会津藩に立ち寄って、会津藩士と国防について意見を交換していたというのも驚きでした。
のちに不倶戴天の仇敵同士となり、現在に至るまでその影響が残っている長州(山口)と会津(福島)ですが、暖かい交流があった時期もあったのですね。その後の流転と重ね合わせて、改めて歴史の流れの無情さを感じてしまいますね。
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★ようやっと出ました。
旧の風雲児たちの終わりから雲竜奔馬までの空白が徐々に埋められていってます。
今回出てくる人物の中で、特に印象に残っているのが井伊直弼です。
一見ぼんぼんのように描かれていた直弼が、なぜ後年にあの悪名高い安政の大獄を引き起こしたのか、非常に興味が湧きますね。
ところで連載の方は、異母妹堀河紀子(もとこ)の入侍によって、岩倉具視が徐々に朝廷において発言権を強めていこうとしている様子が描かれています(堀河家は岩倉具視の実家)。
もともと岩倉家は堀河家と並んで、羽林家という下から数えて三番目という下級公家でしたが(公家の家格は、上から摂家・清華家・大臣家・羽林家・名家・半家の順となっています)、最終的には摂家と並んで公爵に叙せられます。これは間違いなく岩倉具視一人の偉功のたまものですね。
もっとも、岩倉具視という人にはどうも権謀に長けた人というイメージが付きまとうのですが………。何にせよ、風雲児たちではとびきりの悪人顔で描かれている岩倉具視が、どんな策謀家ぶりを発揮するのか、今から楽しみです。
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★今日は本屋で見かけたONE PIECEの24巻を購入。
ジャンプ作品は雑誌を購入していないので、単行本を買って初めて後の展開を知るということを繰り返しています。
で、クロコダイル編以降の話ですが。
正直言って、ああ言う展開になるとは思っていませんでした。
詳細についてはネタバレになるので伏せておきますが。(笑)
ですが、「しか」ですか?
思いっきり笑い転げてしまいましたよ。(謎)
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★今日、本屋で村枝先生のREDの最新巻を見つけたので、早速購入。
なんか、物語も佳境に入ったようで、ますますヒートアップした感じでいいです。
村枝先生の作品は、「俺たちのフィールド」以来、ずっと読んでいます。その頃から、しっかりしたテーマを持った重厚な作品を描く作家だという認識はしていたのですが、REDを描きだした頃から、ますますそう言う傾向が強くなった感じがしますね。
まあ私がこんなことを言うのもなんですが、今の日本では数少ない、熱い作品が描ける作家だと思いますね。
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★今日はコンビニで風雲児たちを見かけたので、早速購入しました。
今回は前野良沢、杉田玄白らによる解体新書の出版までが描かれていました。
そこで思い出すのが、中学か高校時代の教科書に載っていた前野良沢という伝記文で、その文章たるや、解体新書における前野良沢の功績を称揚し、(結果的に)名声を独占することになった杉田玄白を悪し様に描くと言う、結構ショッキングな文章でした。
ただ、その文章を見て、当時の私が感じたのが、「じゃあ、何で杉田玄白は蘭学事始を書き残したのだろうか?と言うことでした。もし杉田玄白が蘭学事始を残さなかったら、今以上に前野良沢と言う人物は知られることが無かったはずだからです。
結局は前野良沢と杉田玄白という両輪があって初めて、解体新書と言う作品は世に出ることが出来たのではないでしょうか?
蘭学の能力は有るが、人付き合いが下手で世渡りもうまくない良沢と、蘭学の知識は乏しいが、社交的で処世術も心得ていて、しかも名文も書けた玄白………結局はどちらが欠けても解体新書と言う作品は世に出なかったんだろうと思います。
そして、その良沢の功績を知悉していたからこそ、玄白は蘭学事始に良沢という人物を書き込んだのではないでしょうかとも思うのです。
一人では成し遂げる事が難しくても、複数の人間が関わる事で大きな仕事を成し遂げる………。
この解体新書の事例は、大げさですが、多くの人間が叡知を傾けることの素晴らしさを今も私たちに教えているのではないでしょうか?
少なくとも私はそう思うのです。
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★今回の風雲児たちで、ついに藩祖保科正之公が定めた会津藩家訓が若くして会津藩主の座につくこととなった松平容保に重くのしかかってゆく場面が登場しました。
「大君の儀、一心大切に忠勤を存ずべく、列国の例を以て自ら処(お)るべからず。若(も)し二心を懷かば、則ち我が子孫に非ず、面々決して従うべからず」と言う第一条から始まる会津藩家訓は、その第一条にあるように、将軍家に対する絶対的な忠誠を表したものですが、それ故に会津藩が滅亡の憂き目にあい、白虎隊を初めとする様々な悲劇が生まれたのも歴史が証明した通りであります。
ですが、それをもって藩祖保科正之公を初めとする会津藩の面々を間違いだと断じるのは、いささか早計にすぎると私は思います。
身を捨てても遺したもの、そう言ったものがこの会津藩にもあると私は思うのです。残念ながら「白河以北一山百文」と東北の地が揶揄されたように、戦前においてはこれらの事績というのが無視され続けてきました。ですが、民間レベルでは語り継がれてきたと言うことは、今もなお様々な著作物が著されていることからも明らかではあると思います。
話を風雲児たちに戻しますが、その家訓と現実との間に揺れ動く藩主松平容保や会津藩士たちがどのように描かれるか、とても楽しみです。
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