「やねしん」のさろん

Le soleil brille pour tout le monde, chacun a le droit d'etre heureux.

since Feb. 4, 2001

「やねしん」のさろん・本だな

「わたしが悲しむ」
「それでは不足か?」

星界の戦旗

あらすじ

 星間国家の中で最大の勢力を誇る「アーヴによる人類帝国(フリューバル・グレール・ゴル・バーリ)」が、ノヴァシチリア条約を結ぶ他の残る四つの星間国家「人類統合体」「ハニア連邦」「拡大アルコント共和国」「人民主権星系連合体」より宣戦を布告されてから三年後「帝国」皇太子にして帝国艦隊司令長官たるアブリアル・ネイ=ラムサール・ラルス・パルケール・ドゥサーニュ帝国元帥司令長官として大規模な反攻を開始した。
 作戦名は「幻炎(レニーヴ)」。動員される艦隊は、後方に控えている70個分艦隊相当を除いても、実に総数150個分艦隊にも及んだ。
 そしてそれらの中に、新造された突撃艦バースロイル艦長として着任したラフィールと、書記として同じバースロイルに乗り込んだジントの姿があった。
 さらに個性的なキャラクターたちを加えて、二人の戦場での物語が始まった。

解  説

 なかなか続きの出ない星界の戦旗です。(笑)
 やはり作り置きされていた前作と違い、リアルタイムで書き下ろすのはなかなか難しいようですね。気長に続巻を待つしかないようです。ただ、アニメに追いつかれるようなことはないようにして欲しいですね。
 この作品でも、アーヴ、地上人とを問わず、実にユニークなキャラクターたちが登場します。
 まあ、前作からのキャラクターである主人公たちの掛け合いや、皇太子殿下とレトパーニュ大公爵閣下との陰険漫才ぶりも面 白かったのですが、やはりソバーシュさんやサムソンさん、それにエクリュアといった新しいキャラクターが新鮮で良かったですね。
 興味がお有りの方は、まず前作の星界の紋章を読んで下さい。まあ、前作を読み終えたら必ずこの作品を手に取ることになるだろうとは思いますが。


森岡浩之 著 「星界の戦旗」 早川書房(文庫)

 星界の戦旗1   −絆のかたち−    ISBN4-15-030573-0
 星界の戦旗2   −守るべきもの−   ISBN4-15-030603-6
 星界の戦旗3   −家族の食卓−    ISBN4-15-030660-5