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1853年(嘉永6年)江戸、京橋桶町の千葉道場。
そこの門弟の一人として、故郷土佐から修行に出てきていた一人の男がいた。
土佐藩郷士坂本家の次男であるその男の名前は龍馬と言った。そう、あの坂本竜馬である。
その日も竜馬は千葉道場で稽古を行なっていた。しかし突如、道場の外が喧騒に包まれた。
その日、1853年(嘉永6年)6月3日、4隻のアメリカ船が浦賀沖に来航したのである。
そのアメリカ船の長は全権大使にして司令長官たるペリー提督………そう、これが歴史上名高い黒船来航であった。
戦が始まるという風説におびえ逃げ惑う江戸市中の人々の中で、竜馬は品川の土佐藩邸へと走っていった。そして他の土佐藩兵たちと共に浦賀湾へ向かうことになった………。
この雲竜奔馬は風雲児たちの続編です。
ただ前作と異なるのは、今までの群像劇から坂本龍馬という一個人をクローズアップした作品であるということです。
もちろん前作に登場した人物も出てきます。武市半平太、吉田松陰、佐久間象山、そして勝海舟など。そしてこれらの人物もからめて幕末の世情が語られていきます。
途中で打ち切り同然に終わってしまっていたのですが、風雲児たちでも書いた通り続編がコミック乱で連載されていて、まだまだ続きを見ることが出来ます。
風雲児たちともども、お勧めできる作品だと思います。
雲竜奔馬1 〜出馬!坂本龍馬〜 ISBN4-267-90343-3
雲竜奔馬2 〜対決!日米交渉〜 ISBN4-267-90348-4
雲竜奔馬3 〜仰天!竜馬開眼〜 ISBN4-267-90350-6
雲竜奔馬4 〜緊迫!志士奔走〜 ISBN4-267-90354-9
雲竜奔馬5 〜風雲!回天前夜〜 ISBN4-267-90357-3