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関東のはずれの呉里六郷市にある桐原家。
この家には様々に奇妙な点がある。その内の一つが三つ子にはみえない三つ子がいることである。いや、うち二人は双子と称しても差し支えないほどそっくりなのだが、残る一人とのギャップが激しすぎるのである。
その残る一人である桐原眞己は長い間悩んできた。自分だけが血の繋がらない「きょうだい」なのではないかと。
なにしろ容姿が違うし、血液型もちがう。これで他の二人である都や猛と三つ子であるということを信じる方が無理な話なのである。
この長い間眞己の中に抱え込まれてきた疑惑は、ある日突然判明することになる。
しかしそれは、新たなる怒濤のごとき展開を迎える前触れでしかなかった。
というわけで、桐原家の人々です。
この小説はもともと角川ルビー文庫から出ていた作品です。
ルビー文庫といえば・・・、そう「や○い(爆)」もとい「ボーイズラブ」が主流の文庫です。というわけで、この作品にもいわゆる「それ」的な表現が出てきます。(正直言って、一巻冒頭の文章を読んでいる内に、私はジンマシンが出そうな感覚に襲われました。(苦笑))
でもその辺を気にしなければ、茅田先生独特のドタバタもありますし、桐原家の他の人たちもぶっとんでますし、脇役達も更にぶっとんでいる人もいますし(をい)・・・、とても楽しめる作品なんじゃないかと思います。もちろん、時々考えさせるような場面があるのも茅田先生らしいです。
作品自体は4巻で終わってしまいましたが。「や○い」(→くどい)にアレルギーがあるという方でも、それほど苦にすることなく楽しめる作品であると思います。
桐原家の人々 1 −恋愛遺伝学講座− ISBN4-12-500613-X
桐原家の人々 2 −恋愛心理学入門− ISBN4-12-500634-2
桐原家の人々 3 −恋愛統計総論− ISBN4-12-500675-X
桐原家の人々 4 −特殊恋愛理論− ISBN4-12-500718-7